いつもお世話になっています。
札幌中央卸売市場の
青果仲買、
木内商店のカズです。
本日は以前に書いた記事
に質問があったので返信
の記事を
書かせていただきます。
上記、リンク記事を
踏まえて読んで
いただけると
助かります。
質問:(買人が)買わないのも
仕事とは??
という内容の質問に
なります。
卸売市場では、
以降の相場の動きが
あきらかに読めることも
あります。
例えば、
夏の盛りに鍋料理に
使う野菜の需要は低下
します。
理由:
暑い夏に汗をかきながら
食べたくないでよね
上記は一例ですが、
毎年似通った
タイミングで品物が溢れ
需要が低下することで
値崩れの予想が
できます。
お客様よりの注文:
今週中に白菜を
70ケース用意
できる?
今週中でいいから。
単純に言えば、
待てば待つほど
相場の低下が予想
されるときは、
お客様のことを
考えて
「買わないのも仕事」
という図式と
なります。
勿論、買わないで
まっていると相場
は更に下がって
得となります。
逆に
相場の高騰が
予想されることから
なんとしても
品物を今のうちに
手に入れておきたい
という場面もおきる
わけです。
これは経験と産地の
状況、気象条件を
加味して計画を立てる
わけですが、
成功も失敗もあります。
成功を続けることに
よってお客様の信頼
を得ることに繋がります。
お客様の
「タイミングは任せるわ」
との言葉は嬉しく
感じますし
ピンと背筋が立つ
心地いい緊張感と
なります。
これからも
心地よい緊張を
いただけるように
邁進してまいりますので
よろしくお願いします
カズでした。