いつもお世話になっています。
「北海道の札幌中央卸売市場で買う」
略して
「市場で買う」の
木内商店、カズです。
本日7月28日、
ナニワの日ですネ
本日に記事を見た方も、
後日に記事を見た方も
とにかく宜しくお願いします。
本日は市場の相場に
あまり変化が見られず
書くこともありませんが
それでも
敢えて書きます
理由は以前の記事
という記事で野菜には
殆どご祝儀相場は無いと
書きました。
(∴`┏ω┓´)/また、違う話か!
ハイ!殆ど無いは
少しはあるという意味です。
それもスペシャルな
ヤツです。
先日、あるカボチャが
市場に今年の初荷として
入荷しました。
1箱7万円のご祝儀です!!
これが北海道の
ブランドかぼちゃ
大浜みやこかぼちゃです
このブログでも何度か
寒暖の差があると
作物が糖度を増し
美味しくなると言って
いましたが、
これは別次元の特徴が
あります。
大浜みやこかぼちゃは
砂地で栽培されています。
通常の作物は肥えた土で養分
与えながらの栽培です。
だから砂地って“肥えた土”
とは程遠いので作物を作る
のが大変なはずです。
ですが、カボチャって
砂地でも養分を吸収する
力が強いのでなんとか
育ちます。
なら砂地じゃないほうがいいじゃん!
イイエ!
砂地の利点もあります。
夏場の砂地はとにかく
暑くなります。
(海水浴を想像してください、
サンダルなしでは歩けない、
あの暑さ⇒熱さです)
でも、日が陰り、夕方、夜と
どんどん砂地は冷えてきます。
でました、
ありえない程の寒暖の差です。
あと、夏場に多めの雨が
降ると通常の畑は入れない、
雨で作物に病気も
付きやすいと大変です。
砂地はどうでしょうか?
水はけ良すぎです。
(これも海水浴の
波打ち際で想像
できますね)
不要な水分が無いと
(水分の飢餓状態になると)
実は余裕の無さから
自分を守るために養分
を蓄えます。
↓
更に甘くなります。
更に暑すぎることで
天然の消毒になるので
病気も付きづらいので
完熟まで畑に置いて
おけます
↓
完熟させてからの
流通ってスゴイんです。
そんなわけで他のかぼちゃ
より更に甘くなります。
激しい寒暖の差と
水はけのよさが
甘みを蓄える。
これが
大浜みやこかぼちゃ
です。
勿論、砂地は利点ばかりでは
無い栽培の苦労も大アリです。
(当ブログは市場の仲買業者
のブログなので割愛します)
苦労が育てる
厳しい環境が
美味しく育てる
ブランド品に
ふさわしいですね。
是非、食べてみましょう!!
お近くのお店か
市場で買えますので
よろしくお願いします。
(できれば木内商店で
お願いします)
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